漣矢side 由依が風呂に入ったであろうことを確認して、 俺は携帯を取り出した。 目の前には先程由依が見ていたであろう、 写真たち。 「、、、ハハッ。、、、懐かしいな。」 一枚、一枚、見ていく。 由依が見そうになった写真を、ひっくり返して 手にとる。 一枚は、俺と由依が笑顔の写真。 確かこれ、中学の体育祭のじゃないか? 由依との二人の写真は、これしかなかった。 だからこそ、どうしても捨てられなかったんだ。 未練がましいかな。 でもやっぱり、捨てられねーよ。