また優しく笑うの。 気づいたら、バーの中は漣兄とわたしだけだった。 「あれ?他のお客さんは?」 「帰らした。」 グラスを拭きながら漣兄が答える。 でも、確かに閉店作業してる、、、。 「、、、ごめん、急に来て。」 キュッキュッとグラスを拭く音が店内に響く。 「、、、はぁ。ほんとだよ、 急に来んなよな。 でも、、、久しぶり、由依。」 改めてそう挨拶された。 「うん、久しぶりだね、漣兄。」