その時―――



「これ、なんの騒ぎ?」



後ろから何かに抱きつかれたと思えば。



「れ、蓮君っ!///」



わぁっ!! なんかいつも以上にかっこよく見えるっ!!


じゃなくてっ! なぜバックハグ!?///


私は顔が真っ赤に沸騰する。



「里菜、おはよう」


「うんっ! おはようっ!」



蓮君に名前を呼ばれる度、自分の名前、大好きになる。


蓮君のこと、もっと好きになる。



「キャーッ!!♡」


「はっ!? えっ!? 何!? つき合ってんの!?」


「ドッキリですか!?」



あぅ...な、何て言えば...///


つ、つき合ってる、よね...///


わっ...恥ずかしいけど嬉しいっ!///


でも皆に公表しなくてもいいよね。



「つき合ってるよ」


「えっ」