嘘...夢じゃ、ない...///


れ、蓮君と恋人になって初めての月曜日。


私はもうずっと蓮君のことしか考えられなくなっていた。


一昨日いろんなことがありすぎてっ...///


キ、キス...してしまった...///


ファ、ファーストキスっ...///


でもよかった、ちゃんと気持ち伝えられて。


って、これ考えるの何回目だろう...。




花園里菜。


大きな壁を乗り越えて、私はついに好きな人と両想いになれました。




「おっ、おはっ...おはようございますっ!」



教室に入った瞬間私は大きな声で挨拶した。


さっきまでザワザワしていた教室も、一気に静かになる。


皆の視線が私の方に向いていて、少し怖かったけど、今私には、蓮君が居るから。



「っ...えぇっ!?!? 花園様!?!?」


「こ、ここここ声っっっ...!!!!!」


「夢!? 夢なのかな!?」



想像以上に驚いているクラスのみんな。