クラスメイトと目が合って、彼らはおれを見て口を噤んだ。
おれは今どんな顔してるんだろうな。相当怖い顔してんのか、真顔なのか、それとも───…
「仁菜子、おれの彼女だからさ。そういう会話、不快だからもーやめてくんない?」
雪永 仁菜子。
守ってあげたくなるような、白が良く似合う、この惑星で一番可愛い女は、おれの彼女である。
「わーはは…えーそうなのか!知らなかったまじ悪かったって!おれら冗談だったから!」
「あ、そう?」
「そう!告白とかもしないし!つか紘にはまず顔面からして勝てんわ!」
「そー?」
「そう!だからそのー、な?」
「そんなに綺麗に笑うなって、こえーから!」
仁菜子はだれにもわたさねーよ、ばぁか。



