――そんなの知らない。まだ鳳凰会のことも総長のこともよくわかっていない。 「鳳凰会って――」 「始まるよ! うわぁー今夜もかっこいいー!」 たくさんバイクが停まっている。その中で彼ら4人はめだっている。 みんな丈が長いジャケットを羽織っていてその中で柴崎くんを見つけた。 「別人みたい……」 昼間のやんちゃしてますオーラはなく、キラキラなオーラを醸し出している。この中で1番輝いていてなぜかかっこいいと思った。