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ソファに隣り合わせに座ったわたしたち。
綺春くんが淹れてくれたミルクティーを飲みながら、「おいで」のひとことで綺春くんの膝に飛んできたチョコちゃんと綺春くんのふたりのじゃれ合いを眺める。たいへん尊い。
チョコちゃんは気まぐれだと聞いていたけれど、飼い主である綺春くんにはやはり懐いているように見て取れた。
……わたしのほうは見向きもしてくれないけど。
「うぅ……わたし嫌われてるのかなぁ」
チョコちゃんを抱きかかえて頬をすりすりしながら戯れる(あまりにも眩しいかわいい泣ける!)綺春くんにそう言えば、「慣れてないだけだって」と返された。



