「お前、さっきからいい加減にしろよ!!くるちゃん、着替えて帰ろっか?」

「うんっ……」

 アイツ、薬を使って俺らを連れてきやがって。

「っぅっ……ひっく……ひっくっ……うゎぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜ん〜!!!!!!」

「……着替える、ね……」

「わかった」

 くるちゃんが俺の後ろで着替えてる間、なんでコイツはなんでこんなことをするのだろうと考える。

「なぁ、奈美、本当にやめて」

「七瀬、くん、なんで?なんでいっつもアイツならいいの?顔?顔がいいわけ?」

「んなわけ、ねぇだ……そんなことあるわけないよね?ってかくるちゃんのことなんも知らないくせに色々と言わないでくんない?この汚物が」

「っ!さ、最低!!じゃあ、ど、どうすればいいのよ!?」