くるちゃん寝ちゃった。
車に乗り、くるをある場所に連れていこうとした。
*
熱を出したくるを放っておけるはずもなく、やはりこういう時に役に立つ防犯カメラを使い、ちかくの部屋に入る。
この階は、有栖財閥が所持しているしているから、俺の出入りも自由だ。
でも、別室に移動してから見たくるの公開に、思わず目を見開いた。
くるが、泣いてる……。
……まさか、嫉妬してくれたとか……?
大体俺の勘は当たる。
前にも、ファンに嫉妬してくれたことがちょっとあったなぁ。
「なーんて……」
*
しばらくして、くるが家を飛び出た。
慌てて、気がつかれないようにあとをつける。
車に乗り、くるをある場所に連れていこうとした。
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熱を出したくるを放っておけるはずもなく、やはりこういう時に役に立つ防犯カメラを使い、ちかくの部屋に入る。
この階は、有栖財閥が所持しているしているから、俺の出入りも自由だ。
でも、別室に移動してから見たくるの公開に、思わず目を見開いた。
くるが、泣いてる……。
……まさか、嫉妬してくれたとか……?
大体俺の勘は当たる。
前にも、ファンに嫉妬してくれたことがちょっとあったなぁ。
「なーんて……」
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しばらくして、くるが家を飛び出た。
慌てて、気がつかれないようにあとをつける。