次の日、私は体調を崩して欠席をした。

「くるちゃん、本当に一人でいいの……?」

「いいってば!ほぉら、早く学校行ってきなよ」

「……うん。なんかあったらすぐ連絡してね」

「ありがとう」



 ななちゃんが学校に行ってから、30分ぐらいが過ぎた頃だろうか。

 ずっと、我慢していたものが込み上げてきた。

「っぅっ……ひっく……うぇえんっ……」

 ちいさく泣いてしまう。

「ななちゃんっ……」