「じゃあ……もう文化祭面倒くさいし、いっぱい仲直りのイチャイチャしよっか」

「う、うんっ……!」

「じゃあまず、仲直りのチューね」

 そう言って私の唇にちゅっと口付けたななちゃん。

 心臓はバクバクだけれど、幸せで仕方がなかった。

 きっとななちゃんはこの先ずっと守ってくれるんだと思うって、信じられて……。

「しあわしぇっ……あいがとうっ」

「っ、俺も、くるちゃんは絶対守るからね」

「うんっ……!」

 ななちゃんの、信用できる優し声。