それから私たちはいつもと変わらず、まぁ……イチャイチャしてその日を過ごした。




 次の日。

 私たちは……。

「くるちゃん。起きて」

「ぴゃっ……!」

 ななちゃんの方を向いて寝ていると、ななちゃんが私の右耳元で囁いて。

 腰がピクッて浮いてしまった。

「え?感じちゃった?」

「へ、変なこと言わないで!朝からもぉ……まだ寝てたかったのにぃ……」

「胡桃……?」

「え?お兄ちゃん?」

 私の3人目の兄、いや長男の理人兄がいまここに。

 長男、22歳のお兄ちゃんだ。