「そんなこと言ってないでななちゃんも遊ぼうよ!!」

「わかったよ〜!!」

 すごいスピードでカッコよく走ってきて、水着を着ていて、いつもより色気が増しているななちゃんが走ってくる。

「ぎゅー!!」

「ぴゃっ……!?な、なんで抱きつくの!?」

 急に抱きつかれて、びっくりしたっ……。

「ゆきちゃんー熱中症予防、なんか飲みなさい」

「うるっさいわね!まったく」

 そう言いながらも輝夜くんのところに行くゆきちゃん、可愛いなぁ。

「ちょ、ななちゃんっ……!」

「ふふっ、くるちゃんも水分補給しに行こうか?」

「う、うん……」

「ん?どうした?」

「どうしたじゃないのっ……!な、なんかエロいっ……」

「え?そう?んー……本当なら、くるちゃんのその水着結構やばいからやめてほしいんだけど」

「え、そ、そんなに気持ち悪い……?」

 しょ、ショックだったなぁ……ゆきちゃんに選んでもらったのに……。

「ちがうよ、露出しすぎ。襲っちゃうよ?」

「??……」

「くるちゃんのマシュマロボディは、俺だけが知ってればいいのにぃ……」

 な、ななちゃんなんか悲しそう……。

「え、えっと、どうすればいい……?」

「とりあえず、俺のラッシュガード着て?」

「わ、わかった!」

 ななちゃんの着てたラッシュガードを着せられるけど、案の定ぶかぶかだ。

「ううっ、ぶかぶか」

「っ……スマホ……」

 カシャカシャカシャ!!

「れ、連写しないでよぉ……私、たまには二人で撮りたい……」

「ま?わかった、いいよほらおいで」

 ギュッと上半身が出てるヤバイななちゃんとくっついて、写真を撮った。

「ふふっ、サングラスつけないで上にしてるところとか、好きだよ」

「な、なに言ってんのっ……ななちゃんだってしてるし、それに、私の方が、しゅきだもんっ……」

「っ〜……ヤバイね。」