躊躇っていると彼はお風呂場へと慌てて進み始め、私は意を決して何度も頷いた。 「わ、分かった。分かったからお風呂はやめよう。日野くんのぼせちゃうよ」 「じゃあ一緒に寝てよ」 恨めし気な日野くんの視線にどう反応していいか分からなくなる。おろおろしていると彼は「寝な?」と優しい声で掛け布団をめくった。私は心の中で深呼吸をしてベッドに入った。 「じゃあ、電気消すね」 「う、うん」