【完結】最高糖度のキミが好き



「お願い。五十嵐さん……駄目?」



 子供が強請るみたいな目に、胸のあたりがきゅっとした。



 ……何とか役に立ちたい。いつもご飯食べてもらってるし、ただでさえ訳の分からない額のお金を貰っちゃってるし……。



「お金はいらないけど……。あの、私本当に、立ってるだけしか出来ないけどいいの……? 多分……。いや絶対マネキンとかのほうが上手いよ。あっ、わ、わたし貰ってるお金、全部とっといてるからそれでマネキンを――」