狂ったのは?

 冬馬も言われた通り窓を開けて渋々とペットボトルを拾い始めたので、とりあえずそのままにしておいた。
 それから数時間後、汚部屋と格闘した結果は見違えるほど綺麗になった。
 綺麗に拭いたフローリングにホッと息をついて座り、時計を見ると19時を差していた。

「嘘、もうこんな時間⁉︎」
「いやー、助かった。部屋がピカピカになっていいな。サンキュー、栄子」

 そう言って冬馬が私を背後から抱きしめる。掃除でクタクタになっている私は、それを黙って受け止める。