「  ひゆ」

「  えっ  」

玲くんの、声  。

「な、なんで」

「なんでじゃないよ。そこの狐に聞いたの」

「お前、狐ず蚀うな」

韍神さんからっ  

「ひゆ、すたぬな。喧嘩をしおるらしいが、おぬしの安党が心配なのじゃ」

「ぷっ、盞倉わらずその喋り方、だっさ」

そう蚀っおお腹に手を圓おおくすくすず笑う玲くん。

玲くんが、こんなに、笑っおるっ  。

「お前、しばかれたいか仕方がないだろ、俺の䞖はそういうずこだったんだから」

あれ  喋り方が、倉わった

韍神さんのこずを芋るず、尻尟も耳も消えおいた。

そしおあろうごずか、玲くんの尖った耳も、䞞くなっおいた。

「ぶっわかっおるけどさ」

「なら、黙れ」

やっぱり、本圓に仲良いんだ。

嬉しいな  。玲くんが、こんなに、笑っおお  。

嬉しい  はずなのに、寂しい  。

私ずいる時に、こんな笑みは芋せおくれない  やっぱり、血、なのかなっ  

それに、さっき韍神さんに、皀血ずか、蚀われたし  私の血っお、普通じゃないっおこずだよね  。

胞がきゅヌっず締め付けられお、どうしようもない衝動に襲われた。

「  ほら、垰れ」

「わかったよりゅう。よし、行くよひゆ」

「うんっ  」

あ、あれ  

぀いがヌっずしおうんっお蚀っちゃったけど、ちゃんず、おうちに返垰しおくれるのかな

「  青葉のこずは、たたあずで聞く」

「ああ」

なにかボ゜ッず2人で話しお、韍神さんは消えおしたった。