甘いキミに、一生愛されたい。

 ほ、本当、どこ行くんだろう、授業始まるっていうのにぃ……。

ガラガラ。

 夜毎がドアを開けると、そこは、本当にその学校の場所なのかと信じられないぐらい綺麗な場所が。

 壁は真っ白で、ふかふかそうな高級ソファが置いてあり、赤いカーベッドまで。

 おまけに、机には、マカロンやケーキ、私の大好物なシュークリームまで、積まれて置いてある。

「こ、ここっ……本当に学校……?」

「久遠財閥、いや、俺専用の部屋を作らせた。もちろん、奈結と過ごす為にね」