ふふっ、嬉しいなぁ。

「あ、先お風呂入ってこれる?」

「いいの?」

「いいよ。」

「ふふっ、ありがとう」

 るんるん気分でお風呂に向かい、その日は、また、夜毎の他に家族が増えて楽しかったと思いながらも——

 ま、まだ家族じゃなーい!!!

 そう自分に突っ込んだ。