可愛すぎんのが悪いんだから、すこし意地悪してやろう。

「ふぇ?どういうこと?」

「こんなに高いところから落ちていいの?」

 1 5 0センチあるかないかの奈結は、180センチ越えの俺にお姫様抱っこされて、簡単におりれるか。

「ううっ……下ろしてください……」

「っ……わかったよ」

 そしてそのあと、母さんが全て奈結に話して……。

「ううっ……わ、わかりましたっ……」

「ふふっ、じゃあ、別荘に住んでね」

「ふぇ?」
「は?」

 な、なに言ってんだよ母さん。