「あ、あのっ……夜毎が嫌いなんじゃないの……きゅ、急すぎて、びっくりしちゃって……テンパっちゃって……」

「うん、大丈夫。いいよ」

「っ!」

 優しく私の頭を撫でてくれた夜毎。

「無事でよかった」

「ど、どうしちゃったの……!?い、いつもの夜毎じゃないっ……!」

「お前が……心配になっただけだ!」

「!そ、そぅ……」

「ほら戻るぞ」

「あ、あのっ……じ、実は……」

 来る前に、足を捻ってたなんて言えない……。