閉じていた目を開けると、そこには同じく
顔を真っ赤にした勇吾
勇吾から漂ってきた妖怪特有なのか甘い香りが鼻を掠め、
頭がボーッとしてくる
暑さではだけさせていたYシャツから見えた
可愛い顔からは想像出来ない鍛えられた筋肉
勇吾は何を思ったか私の服の裾から手を入れる
「やっ!ちょ、何してんの!?馬鹿馬鹿!」
服の中に手を突っ込む腕を必死に阻止する
しかし、力が強すぎて止めるどころか増々
手が侵入してきてしまう
「ちょっ…くすぐったいって!
あんた本当ふざけてないでぶっ飛ばすぞ!」
いつもの力が発揮出来ない…
素肌に触れられる手があまりにも擽ったいせいで
力が抜けて勇吾を退かせられなかったから
勇「……。」
まじでこれ暑さで頭パーになったか?
目が虚ろになっていた勇吾は
いつの間にか私に顔を近づけていた
「どうしたの?勇吾っ!……っ、た、たすけ…。」
ガチャッ
キ「おーい、元気なお子様共〜差し入れ買ってきたぞ。」
玄関からキョウちゃんの声が聞こえてきた
「!!」
今まで出なかった私の力は戻り、勇吾を投げ飛ばした
ガァンン!!
キ「え、は?何やってんだ2人共!」
急いで駆けつけたキョウちゃんは慌ててリビングに来た
「はぁっ、はぁっ…!あ、キョウちゃんお帰りなさい、っ!」
キ「お帰りなさい、じゃねーよ!
お前流石にやりすぎだぞ?」
キョウちゃんは勇吾に駆け寄った
キ「おーい、勇吾くーん!?生きてる?」
青ざめた顔のキョウちゃんは必死に呼びかけた
「た、大変!早く勇吾の墓用意してあげないと…。」
勇「てめーふざけんなよ…。いてててっ!この怪力女が!」
「だ、だって、仕方ないじゃん!
あんな風に迫ってきたらさ!」
勇「は?迫ったって何言ってんだ?」
どうやらあの時の勇吾は記憶がないらしい
「…。私、別の部屋で勉強するから。」
道具を持ち、逃げるように出ていった
キ「おい、こら!勇吾に謝れ。」
勇「俺が何したってんだよ…。」
顔を真っ赤にした勇吾
勇吾から漂ってきた妖怪特有なのか甘い香りが鼻を掠め、
頭がボーッとしてくる
暑さではだけさせていたYシャツから見えた
可愛い顔からは想像出来ない鍛えられた筋肉
勇吾は何を思ったか私の服の裾から手を入れる
「やっ!ちょ、何してんの!?馬鹿馬鹿!」
服の中に手を突っ込む腕を必死に阻止する
しかし、力が強すぎて止めるどころか増々
手が侵入してきてしまう
「ちょっ…くすぐったいって!
あんた本当ふざけてないでぶっ飛ばすぞ!」
いつもの力が発揮出来ない…
素肌に触れられる手があまりにも擽ったいせいで
力が抜けて勇吾を退かせられなかったから
勇「……。」
まじでこれ暑さで頭パーになったか?
目が虚ろになっていた勇吾は
いつの間にか私に顔を近づけていた
「どうしたの?勇吾っ!……っ、た、たすけ…。」
ガチャッ
キ「おーい、元気なお子様共〜差し入れ買ってきたぞ。」
玄関からキョウちゃんの声が聞こえてきた
「!!」
今まで出なかった私の力は戻り、勇吾を投げ飛ばした
ガァンン!!
キ「え、は?何やってんだ2人共!」
急いで駆けつけたキョウちゃんは慌ててリビングに来た
「はぁっ、はぁっ…!あ、キョウちゃんお帰りなさい、っ!」
キ「お帰りなさい、じゃねーよ!
お前流石にやりすぎだぞ?」
キョウちゃんは勇吾に駆け寄った
キ「おーい、勇吾くーん!?生きてる?」
青ざめた顔のキョウちゃんは必死に呼びかけた
「た、大変!早く勇吾の墓用意してあげないと…。」
勇「てめーふざけんなよ…。いてててっ!この怪力女が!」
「だ、だって、仕方ないじゃん!
あんな風に迫ってきたらさ!」
勇「は?迫ったって何言ってんだ?」
どうやらあの時の勇吾は記憶がないらしい
「…。私、別の部屋で勉強するから。」
道具を持ち、逃げるように出ていった
キ「おい、こら!勇吾に謝れ。」
勇「俺が何したってんだよ…。」



