古来より人間と妖怪は上手く共存して暮らしていた


しかし、人間が国を創り上げていく度に

心に生み出されていく欲望・嫉妬・疑心などの

“闇”が人間を変えていってしまった


やがて戦争も頻繁に起こり、それに呆れる

妖怪達もいたが例外もいた


昔のように戻りたかった妖怪は人間に

存在を知って貰おうと頑張ってみる


だが…それが逆効果になってしまった


段々人が増えていき、土地が足りなくなっていった

人間達は森に住む妖怪達が邪魔に

なってしまったのだ


何とか森から追い出そうと妖怪を討伐し始めたのだ


妖怪達は混乱し、人に裏切られたのをきっかけとし、

遂に人間の前には姿を現さなくなったそうだ…


では何故妖怪の姿が見える人間がいるのか

不思議ではないだろうか…


まだ解明されていないが、次の書に例として

挙げられる物を記しておこうと思う