私の知ってる子なんか限られてくる。
もしかして明莉か優花のどっちか…?
それとも私の学校の他の女子生徒…?
限られるわりには考えられる人はたっくさんいるから。
「当ててみー」
「んー、じゃあどんな子?性格とか…」
「大食いで、見かけによらなくて、…電波ちゃん?かなぁ」
……なにそれ。
そんな子わたしぜんぜん知りませんけど。
大食い……。
私の知り合いにそんな人はいない。
それに電波ちゃんってなんだ。
「明莉や優花でもないなら…うーん、他は桜子ちゃんぐらいしかいないしなぁ…。でもあの子は絃織が好きで…」
「ぴんぽーん」
「さすがに大食いでもないし、そうなると他は……えっ!?!?」
ぴんぽんって…、正解って意味だよね…?
桜子ちゃん…?
さくらこちゃん?
サクラコチャン………。
「えっ!!そうなの!?いつの間に!?!?」
「ふたりが特別な“絃”とやらで繋がろうとしてれば、俺だってそりゃいろいろあるでしょーよ」
地球は君たちだけで回ってるわけじゃないんだし───なんて。
確かにそうだ…でもぜんぜん想像できなかった……。
それくらい私も自分のことに手一杯だったのかもしれないけど。
ん……?
でも確かに陽太は胸の大きな子が好きだって前に言ってたような…。
……当てはまる。
すっごーーく当てはまる。
「陽太、この質問も一々したくないんだけどさ…」
「んー?」
「君、彼女いるよネ?」



