振りほどこうと思えばできるが、今日は体が怠いのでやめておく。

「はぁ…」


つれてこられたのは久しぶりに来る龍牙の倉庫だった。

そこでは下っ端を含めた龍牙たちが、各々武器を持って待っていた。

「なんか用?」

「てめぇ、また葉月を傷つけやがってっ…」

「もう許さねぇ」