「葉月っ」 お姉ちゃんはきつく握りしめている私の両手を掴んで、顔を覗き込んでくる。 「これ以上、みんなを騙しちゃだめよ…っ」 「っ、私はっ…、騙してなんか…っ」 「お願い、お願いだから…っ。じゃないと、大変なことになるっ…」 「…どういうこと?」 「nightが、世界一位のnightが、あなたと龍牙を狙ってるっ。 あなたのことをnightの仲間が調べてたって情報があるの…っ」