「世界№1のnightなら可能だろうが、俺たちにこんなの送ってくる理由がないだろ」

「会ったこともないのに、恨みを買ってるわけがないです」

俺と一樹が否定すると、涼太は安心した表情を見せる。


nightに目をつけられて無事だった奴なんていないと分かっているからこそ、みんなそれはないと思いたいのだ。


けれど、どんなに考えてみても、メールの送り主が思い至らない。

「とにかく、一応追ってはみます。が、あまり期待はしないでください」

「あぁ、頼む」

そこで、今日の会議は終わった。