「桜城 紗夜(さくらぎ さや)です。短い間ですがよろしくお願いしま~す」
そう言ってクラス内を見渡すと、全員怒り顔。
特に後ろの方の4人が隠すことなく殺気を放ち撒くっている。
まだ私が裏切り者だと思ってるのか。
あの女の嘘が上手く騙し通っているようで、もはや感心の域である。
(まぁ、今回はその方が好都合か)
姫の桃と、もう一人、私を裏切り者にした同じく姫のあいつはいない。
桃は学年が違うし、あいつは他クラスのはずだから。
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