その表情は、とても眩しい。

思わず目を細めてしまうほどに。

「いつか誰かを、照らしてあげてね…」


いつかの私にしてくれたように。


「ふぅ…、はっ…、ぅ」

「っ、紗夜さんっ。…総長っ、ホントに救急車呼ばなくていいんっすか!?」

「…本人が行きたくねぇって言ってんだ。無理強いは出来ねぇだろ…」