相手が汚いことをするなら、こっちだって強引な手も使わなければいけない。

そしていつかは、それを清算するときがくる。

「もう潮時だな…」

「紗夜?」


黒板に背中を預け、腕を組む。

「そろそろ、nightも引退時なんだ」

「引退って…」

「だから、これからを担うお前たちにタスキを託そうと思う」