「嘘だ…」

先ほどまで拘束されていた桃は、送り込んだ仲間たちによって救出されていた。

「世界一を舐めんなよ?」


「くっ、お前ら逃げるぞっ」

「おやおや、追いかけっこか?いいねぇ、楽しんでおいでよ」

逃げる怪鬼の幹部たちを見送る。

「お、おい、いいのか?」