「龍牙ーッ、出てこいやー!」

「ボッコボコにしてやるからよーッ」

怪鬼たちが、窓ガラスを割ったり物を壊したり暴れているなか、

葉月はゆっくりと、最近まで通っていたクラスへと足を進める。


怪鬼の総長ニキと幹部数人を連れて、中に入る。

するとそこには信じられない光景が広がっていた。

「…どういうこと?」