✤琥太郎side✤

倉庫の工事も進んでる中、俺らはある問題を抱えていた。

優心
「白狐の拠点って、結局どこなんだ?」

そう、それだ。

七聖
「最初は違うっぽかったし、その次は意味不明な武道館だったし……」

蒼馬
「他の族の拠点は把握できるけど、白狐だけわからないんだよね」

大和
「さすがに凪も俺も探してるけど見つからねーぞ!」


「他の族に聞いても無駄だった」


「ハッ……ま、まさか!」

突然大声を出した蓮。