世界No.1暴走族・天海朧月 下

無性に、泣きたくなった。


「私、も……っ、優心のそばにいたいっ……」

あぁ……素直に気持ちを言えるって、こんなに幸せなんだ。


「ずっと……優心が好きだったっ……大嫌いなんて言って、ごめん……っ」

優心
「あんなの、大好きって言われてるもんだから気にしてなかった……」

私の涙を拭った優心。

優心
「七聖は、泣きたい時に泣けばいい。俺が七聖の癒しになるから」


「っ……なにそれ。最高にかっこいいんだよバカ野郎っ……!」

優心
「貶すのか褒めるのかどっちかにしろ……!」