✿七聖side✿

それから数日後、私の右目は端から見たら見える人になるけど、完全に見えなくなった。

包帯もガーゼも取れて、今日は気分がいい。

優心
「七聖、起きたー?」


「あっ、優心!おはよっ」

ここは優心の本家らしく、この数日間優心もここに住んでた。

優心
「あのさ……」

私に近づいて、手を握ってきた優心。

……?


「優心?」

優心
「その……」