世界No.1暴走族・天海朧月 下

……なんだ。

失望、されてなかったんだ。

ちゃんと……愛され、てた。


「じゃあ……総長は引退だね」

優心
「そのかわり、海王と天王の姫になってもらうけどな」

ぽんっ!と私の頭に手を置いた優心。

……………………え。

優心
「俺ら、合併しよーと思って」


「……ん?が、合併……?」

な、なにを言ってるの……?

優心
「俺、七聖を手放したくねーもん。でも、また無茶とかするだろ?俺のそばにいてくれねーと困るんだよ」