優心はズカズカと私の目の前まで来ると、勢いよく頭を下げた。

え……。

優心
「ごめん……っ!本当に、ごめんっ……!」


「ゆ、優心……?」

優心
「守りきれなかった……!俺が、いたのに!そばにいたのにっ……」

ど、どういうこと……?


「私……生きてる、の?」

琥太郎
「なに言ってるんだよ。生きてるだろ」

蒼馬
「真藤が七聖を助けたんだよ」

優心が……。

彩香
「七聖……っ、あなたの右目はね、失明してしまったの……!」