七聖……。


「俺は……七聖を信じてる」

しばらくして、医者が出てきた。


「先生!七聖は大丈夫ですか!?」

医者は目を伏せて、

「申し上げにくいのですが………帝七聖さんですが………………………」

次の言葉に、俺は目を見開いた。

その場が、凍った気がした。