俺がはめたやつか。


「……俺さぁ、世界No.1になったじゃん。天海朧月」

ギシッ、とベッドに座った俺。

七聖は起き上がって、隣に来た。


「これからも、いろんな族に狙われると思うんだよね。今までもそうだったし」

七聖
「うん」


「もしそうなっても……七聖には、離れないでほしい。ちゃんと守り抜くから」

もう二度と、七聖を失いたくない。

七聖を見ると、少し涙目で。


「……泣き虫」

七聖
「っこれは、優心が……。って、そうじゃなくって……私もう、優心と離れたくない」