世界No.1暴走族・天海朧月 下


「優心の手作り食べたことない!!」

優心
「それは七聖の作るご飯が美味いからじゃん」

……ちゃっかり嬉しいこと言っちゃって。


「でも腕も治ったよ?」

優心
「アーホ。七聖に働かせたくねぇの!」

もう安静にしてるだけなのに。

みんな大袈裟だな……。

でも……またこうしていられて、嬉しい。

優心
「七聖が完治するまでキスもしないって決めてんだからな!」


「え、なんで……?」

優心
「……最近、気づいたんだよ。……七聖にキスすると抱きたくなってしょうがなくなる」