世界No.1暴走族・天海朧月 下


「うん。お父さんが確か制服クリーニングに出してくれてるんだよね」

楓のせいで、ボロボロだったし……。

中に入って、階段を上がろうとしたとき。

優心
「あ、抱っこしてやるよ!」

ひょいっと横抱きにされた。

っ……!?


「ちょっ、降ろして!」

優心
「無理〜。ほら、部屋行こう」

そのまま私の部屋に進む優心。


「てか、ホントにいいの?優心、すぐ学校行けなくなるんだよ?」

優心
「世界No.1総長ナメんなよ〜」