優心
「……そうだな」


「優心とみんなが死ぬなんて嫌だったからたくさん傷つけた……。やっぱり私は、守り方をそれしか知らなくて……」

優心
「……前回よりもタチ悪いけどな」

そう言う優心は、苦笑いしてて。

私を見る瞳が、あったかかった。


「そんな私なのに……優心は、私でいいの?」

優心
「だーかーらー、七聖じゃないとダメなんだって言ってんじゃん。何回言わせんの?」

ギシッと優心がベッドに座ってきた。

優心
「俺は、七聖のことが好きなんだ。心底お前に惚れてんの」