「優心……?優心」

何度か呼ぶと、優心の顔が上がった。

優心
「ん…………え、七聖?」

私の手を握ってない方の手で目を擦った優心。

優心
「っ七聖!?大丈夫か?わかるか?」

っ……優心だ。


「わ、私……死んでないの?」

優心
「生きてるよ……っ!よかった、七聖……」

はぁーっと息を吐いた優心。

どうして……。


「私、死にかけで地下に……」