世界No.1暴走族・天海朧月 下

その瞬間。

広間にいた奴ら全員が襲いかかってきた。

翔悟
「優心!お前はアイツに行け!」

大和
「早く七聖を助けねぇと!」

俺に襲いかかってきたふたりを一撃で沈めたふたり。


「ありがとな」

俺は奥にある扉を開けて、廊下に出た。

どこに行ったんだ……?

そう思いながら角を曲がった時。


「っ……!」

壁一面に、七聖の写真が貼られてた。

なんだよ、これ……。

殴られてる写真、蹴られてる写真、その他もろもろ……。