わかんねぇ……っ。

あれから何度も電話してるけど、繋がらないままだし。

七聖………。

なんで、俺のそばから消えたんだよ……っ。

なんで……。

「おい!お前ら!!」

……ん?

顔を上げると、兄ちゃんの隣に見たことのある男がいた。

……っ、まさか。

一同
「は、疾風さんっ!?」

疾風
「七聖なら、俺が殺されるはずだった建物にいるはずだ!説明は後で!行くぞお前ら!」