俺は倉庫であったことを一から説明した。

3人とも口を開けて驚いてたけど……。


「だから、帝組にも俺ら真藤組にも協力してほしいんだ。七聖が死ぬなんて耐えられない」

文也
「そんな事ならもっと早く言えよ!こっちは大丈夫だから、ご飯だけ食べてくか?」


「いや、いい。もう出るから」

またバイクの鍵を持って、玄関に向かった。

舞衣
「優心……七聖ちゃんのこと守ってね。七聖ちゃんはあんたのこと大好きだから」

……嫌いって言われたんだけどな。

でも……。


「守るって決めたんだ。手放したりせずにそばにいるって……」