世界No.1暴走族・天海朧月 下


「はいは、」

「……七聖さん?」

……え?

振り向くと、日向に似てる女の子がいた。

この子……雫ちゃん?


「雫ちゃん……」


「わぁっ、やっぱり七聖さん!隣の方は?」

あ………やばい。

今、こいつがいるの忘れてた。


「七聖ちゃんの友達?」


「この子は関係ない。早く乗せて」


「どこに行くんですか?」