慌てて振り向くと、上機嫌な優心がいた。

び、びっくりした……っ。

てゆーか、


「優心、3階に行ってたんじゃ……」

優心
「七聖呼ぼうと振り向いたら蒼馬と話してたから気になって。外に行くし心配で来た」

見てて、くれたんだ……。

思ったよりも、優心に好かれてるみたいで嬉しい。


「……優心」

優心
「ん?」

……ダメだ、言っちゃ。


「なんでもない。みんなのとこ戻っててもいいよ?」