世界No.1暴走族・天海朧月 下


「わかってるって」

……言えるかよ。

柊のこと考えないで、俺の事だけ考えてろなんて女々しいし。

柊に負けてるみてぇで嫌だし。

七聖
「……このまま時が止まればなぁ。朝が来なきゃいい、のに……」

……ん?

七聖を見ると、スヤスヤと眠った。

……不思議だよな。

端から見れば、両目見えてるみたいなのに。

右目は空いてるのに、見えてないなんて。

絶対柊を再起不能にしてやる……。

七聖の涙なんか……泣いてる姿なんか、見たくないんだよ。

好きな女には、笑ってて欲しい。