七聖
「ん〜……寒いぃ……」

ギュッ、と優心に寄っかかった。

めっちゃ無防備じゃん。

優心を見ると、

優心
「人を毛布扱いしやがって……」

呆れながらも、プランケットをかけてた。

しかも優心の肩がちょうど七聖の枕になってるし。

ホントにこのふたり仲良しだよな。


「よかったな、優心」

優心
「はっ?」


「好きな女の子からくっかれて嬉しいっ!て思わないの?」

優心
「……うっせぇ兄ちゃん。考えないようにしてんだからやめろよ」